【FUKUSHIMA Next Creators Challenge 2022】に応募したときのことについて

郡山の展示を見に行ったので、ここに創作した当時のことを記録しておく。


SNSで自分の創作を広めるのを始めるキッカケが欲しかった。


 応募締切9日前の10月12日(水曜日)に福島県の学生限定のデジタルアートのコンテストが開催されているのを知った。応募概要に「サイトに掲載された作品と共に応募者のSNSも紹介する」とあったのが応募意欲を駆り立てられた。

 どのような動画が応募されているのかサイトで視聴することができたので再生した。当時は6本しか上がっておらず、なんの動画だとはここに明記しないが、個人的に謎の動画があった。他の上がっている5本の秒で終わる短編動画と違って長く、ストーリー性のない、環境音の入った、どこかの景色と静止画のイラストが入り交じった作品集のような動画だ。こういう動画が上がっているなら自分が考えている動画でも大丈夫かと思い、動画制作の授業で使った絵コンテを印刷し、どんな展開の動画を制作するか書きまとめた。

 謎の仕上がりになってもいいから、とにかくこれを逃したら『そえたゆい』というクリエイターのSNSを二度と始めることができなくなるのではないかという思いがあり、動画を作り始めた。

 まだ慣れないアイビスペイントでキャラクターのイラストを描き、早朝の電車に乗って郡山の街を自作のぬいを持って歩いて撮影し、なるべく他の人が映り込まないよう気を付けた。授業が始まる時間の前に学校に戻り、昼休みも撮影した。終わるといつもの日常に戻り、専門学校の授業を受けているただの学生に戻った。撮影中はいつもの自分とは違う人間になったような自由を感じた。

10月21日(金曜日)23:25

 コエステというアプリでキャラクターの声を入れ音量調整をし、最後の編集が終わった。最初から最後まで動画を一通り見終えて応募した。

 一週間後。応募された動画は実写、アニメーション、CGの3つのどれかに分類されるのだが、私の動画は未分類だった。実写とアニメーションが交ざっているため、私もどれに分類されるのかわからなかった。新たなジャンルを築いてしまったような、なんとも言えない気持ちになった。


長くなったので明日の日記に続く。

絵本作家そえたゆいの本棚

自作絵本や作品を載せるサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000